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コムソモレツ(、Komsomolets)は、ソビエト海軍の原子力攻撃型潜水艦。旧名、K-278から、1988年8月命名。その翌年、事故により失われた。1989年にバレンツ海の水深1600mに沈み、現在もそこに沈んでいる。搭載されていた原子炉と2本の核弾頭を搭載した魚雷は回収されておらず、今も現場に残る。 ソ連側の呼称プロイェクト685 "Plavnik"(''Plavnik'', とは"鰭"(ひれ)を意味する)、ソビエトの第4世代の技術開発試験を目的として開発されたNATOコードネームマイク型原子力潜水艦の1隻であるが、実際に建造されたのは、この艦のみであり、同一視される場合もある。 技術開発を目的とした試験艦でありながら完全な戦闘能力を有していたが、最初の運用で後部区画での火災が原因で沈没した。 == 設計 == 685計画はルービン設計局で通常弾頭または核弾頭を搭載した魚雷と巡航ミサイルの両方を装備できる先進的な攻撃型潜水艦の開発計画の一環として設計された。1966年に設計が発注され、1974年に設計が完了した。 ''K-278''は二重船殻構造で内部の船殻はチタン製でアメリカの最も優れた潜水艦よりも運用深度が大幅に深くなった。耐圧殻は7区画に分けられ2番目と3番目の区画が強化された前と後ろのバルクヘッドによって非常時の"安全区画"を形成していた。脱出カプセルは司令塔内に備えられ水中での緊急時に乗員の脱出を可能にする。西側の情報機関では当初、''K-278''の速度を出力重量比に優れた鉛-ビスマス溶融金属冷却原子炉を動力とした速度値を推定していた。ソビエト連邦がこの潜水艦にOK-650b-3加圧水型軽水炉を使用している事が明らかになると推定速度は下方修正された。 (注記: OK-650原子炉は971計画(アクラ型)、945計画(シエラ型)でも同様に使用され、941計画(タイフーン型)では2基搭載されている。) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コムソモレツ (原子力潜水艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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